ベトナム旅でチェックする13リスト

ベトナム旅行に行ってきました。最近弟がベトナムの旅行代理店で勤めだしたのに驚いている自分です笑。今回はベトナム旅に行く前にチェックしておけば、ベトナム旅の最低限を網羅できる13のリストを作りました。

リストは、ベトナムに行く予定の旅行者のためだけでなく、東南アジア全体に旅行する人にとっても役立つヒントになることを願っています。



Photo: ベトナムのメコン川にて

東南アジア旅行(ベトナム旅行)に役立つ13の豆知識

1. 観光でベトナムへ行く時は15日以内の滞在であれば観光ビザは要らない


ベトナム政府によると、日本人がベトナムへ入国する際、観光旅行の場合は、ビザなしで15日間以内の滞在が可能です。2015年1月1日より30日以内に複数回入国する予定があるという人は、ビザの取得が必要になります。

つまり、カンボジアとベトナムの国境を行き来して、ビザ取得を免れようとする事は出来ないという事です。ビジネスビザは、1か月、3か月、6か月、1年のものがあり、シングルタイプとマルチタイプがあります。ビジネスビザには、カテゴリーも分かれているのが確認しておく事をお勧めします。



2. 日本で取るよりベトナムの空港でアライバル観光ビザを取るべき?



ベトナムのアライバルビザは、非常に簡単で取りやすいものです。実際に、空港のイミグレーションカウンターへ赴き。アライバルビザ配給窓口で受け取ることができます。そのためには、日本でパスポートを郵送したり、ベトナム大使館を訪れる必要もなく、すべてオンラインで完結できることです。

しかし、注意点があります。以前、私がベトナムへ入国した時は、カンボジアとベトナムの国境であるモクバイ・バベットという場所で、陸路入国でした。上記のような陸路入国ではアライバルビザは発行できません。日本人の場合は、観光ビザで陸路入国したのちに発行するのも可能ではあります。アライバルビザの発行場所は、ホーチミン市、ハノイ、ダナンまたはニャチャンの国際空港です。



3. ベトナムのジャングルへ行く際には念のためワクチン注射をすべし



一般的に、ジャングルや湿地に長時間行く予定がない限り、ベトナムへ旅行する人はワクチン接種をする必要はありません(しかし、もし行く場合は腸チフスの予防接種、マラリアの予防接種を受けておいたほうが良いです)。ワクチンの問題については、医師に相談するか、日本の厚生労働省が提唱する勧告を読んで準備しましょう。

熱帯気候は、高地を除いて、特に湿気の多い場所の近くに多くの蚊がいます。ベトナムに旅した人ならわかるかもしれませんが蚊に対する対策は、マラリア感染予防だけでなく、やっておいたほうが良いです。マラリアは国内では広まっていませんが、万が一のためにも蚊が寄ってこないようにするしか予防​​法はありません。

私はO型(蚊が一番寄ってくるとされる)でないから大丈夫、あまり肉を食べないから大丈夫、と都市伝説に流されないほうが良いような気がします。。一番便利でおすすめなのは、蚊よけリストバンドです。前回、知人がタイに持ってきていて、なんとなく効果ありそうでした笑



4. ベトナム全土を訪れる際は旅行計画を最低限練るべし



国を旅行するために必要なのは、最低限の“旅行計画“です。私の周りにも多いのですが、ノープランで旅行するのがかっこいいなんて思っている人が周りにうじゃうじゃしています。そういう人に限って、旅に出てから、現地でケンタッキーやスタバで過ごしていたなんて言っているとぼけた人が多いものです(*_*)

話を戻すと、ベトナムは、端から他方の端(南または北)まで、すなわちハノイからサイゴンへ探索できます。私が初めてベトナムに訪れた時は、ホーチミンから始めて北上しました。飛行機をホーチミン着、ハノイ発にしておけば、チケットの価格は、同じ目的地で前後している場合と同じになり、数千キロメートルを節約することも可能です。

ルートとしておすすめなのは、ホーチミン着のフライトから南北統一鉄道でニャチャン、ダナン、フエを経由して観光し、ハノイのハロン湾を観光してハノイの空港から日本へ帰るコースです。私の場合は、移動距離と時間を考えて旅行計画を練りますが、人によってはガチガチに決めると楽しくない人もいると思います。そんな人でも交通手段、宿泊場所は最低限決めておくといいなと思います( ´  ` )



5. ベトナムのタクシーに乗る際はお釣りになりそうな小銭を常に持っておく



ベトナムのタクシーは非常に安いですが、支払う金額と目的地設定に気をつける必要があります。東南アジアでは、タイも含めて、極めて悪質なタクシードライバーに何度か遭遇したことがあります。タクシー運転手の中には距離を稼ぐために、わざと行く必要のない道から遠回りしたり、タクシーメーターを改造して料金が上がりやすくなるようにしたり等、変なドライバーで溢れている事は東南アジア旅行をした事がある人にとっては日常茶飯事でしょう。

悪どいタクシー運転手がいて、間違ったホテルに連れて行かれるなんていう事もあります。私は、タクシーの運転手を見極めるのは、初対面の時にはまず直感です。直感で悪ければ乗らずにタクシーを見送ります。乗車後は、Google Mapであらかじめ確認した渋滞状況に照らし合わせて、タクシー運転手へMapの情報を先に見せて発進してもらいます。ホテルが呼んだタクシーだからといって安心できない時も多いです、自分の直感と経験を信じていくのが良いと思います。

PS: 関西弁で東南アジアのタクシー運転手に大きな声で指示すると通じます、なぜだろうか。(´Д` )



6. ベトナムで泊まる際はあえてワンランク上のホテルを予約する必要はない



ベトナムのホテルは、平均的なサービスを照らし合わせてみても、世界の他の地域と比較して非常に低価格で、幅広く質の高いものが多いです。この国の傾向としては、タイが経済発展したのと同じようなルートを辿るということです。

新婚旅行に最適な目的地の1つにノミネートされてもいます。ニャチャンのビーチは、特に新婚旅行として評価が高い場所です。

ベトナムがバックパッカーにだけしか向いていない時代もありました。今でも、30ドルから始まる素敵なユースホテルやロッジのような古い魅力がある住居も存在しています。もちろん、5 $から10 $の間で泊まれるタイのカオサン通りのようなところもありますよ。



7. ベトナムで紙幣である"ドン"を使用する際はゼロの数に注意!



ベトナムの公式通貨はベトナムドンで、その略語はVNDです。思い浮かべる人もいるかもしれませんが、壁ドンのドンではありません、当たり前ですが。。1米ドルで22,762 VND2017228日現在のレートでは、日本円でいうと、100円=20,250VND)ですが、旅行の直前に見積もりをすることをお勧めします。ベトナムでは、コインを使用することはほとんどありません。貨幣流通の99%は500ドンから50万の範囲の紙幣で、常に尊敬されているホーチミンの肖像画が印刷されています。

ベトナムではドルとユーロの両方を受け入れていますが、ドルの使用も可能です。日本円は、通用しないところが多いです。ドルは、本当に強いです、以前ブルネイに行った時には日本円が両替さえできず、何も食べられずに彷徨いました。。もし、コインを手に入れたら、旅の途中でコインを処理することをお勧めします。

コインは、日本円に両替することはもちろんできないので、ただのお土産になります。わずかな例外を除いて、クレジットカードよりも現金で支払うほうが良いです。ほとんどの場所でカードが使えるのは間違いありませんが、大体のホテルでは、クレジットカードで支払うと3%の手数料が加算されます。



8. ベトナムのショッピングで買いたいものが多ければリュックを+1個持参すべし



ベトナムは、タイや他の東南アジアと同じく、日本人にとってはショッピングパラダイスです。いろんな種類の手工芸品からベトナムのお菓子等、買いたいものは多いと思います。1つの推奨事項としては、大きなスーツケースを持って家を出るか、現地でカバンを買うことです。私の友人も東南アジア旅行へ行った際には、スーツケースが一つ増えて帰ってきます。

ベトナムでショッピングする際は、相手と挨拶し値段交渉ができる最低限のベトナム語を覚えていくと、相手が値段を安くしてくれる場合があります。もちろん、ベトナムの低価格に騙されて、無意味なものを買うのが避けたいところです。また、日本人はカモにされやすい傾向は否めないため、買わない時ははっきりとNO!GO!AWAY!(いらんわ!あっちいけ!)と言ってあげるといいです。その方が相手のためにもなりますw



9. ベトナムのローカル料理であるフォーはハノイが本場、ホーチミンはまた別



最も典型的なベトナムの食べ物は、野菜と肉の入ったヌードルスープで、夜遅くまで朝食から取られるフォーです。彼らがベトナムで作った生春巻きは、おそらく東南アジア(特に揚げた、非常に揚げた)で最高です。

ベトナムの料理は他の国ほど辛くないので、タイの辛いエスニック料理が懐かしくなるでしょう。同様に、どこでもファーストフードの料理を提供しているので、地元の食べ物に疲れたときは、ピザ、スパゲティまたはハンバーガーで補うことができます。

ベトナム料理は、北部か南部にいるかによって味が変わります。ちなみに、フォーはハノイ等北部が本場の料理で、ホーチミン等南部ではフーティウやブンが好まれています。

※参考記事:

【コスパの良いベトナム料理屋】ホーチミン旅行で必ず寄りたいレストラン5



10. ベトナムで横断歩道を渡る際は最大の注意を払いながら周りにつられない



ベトナムの横断歩道を横切ることは、特にベトナムの早い時間が交通量も多く危険です。理由は、歩行すること自体が自殺のように見えるかもしれない交通信号(存在する場合)を無視したバイクに遭遇することです。横断歩道で、バイクが飛び出してきてもパニックに陥らず、地元の人の動き方を見て渡った方が良いです。

ベトナムでは、自動車や自転車よりもバイクの方が多いのではと思えるほど、バイク天国です。地元では、車でデートするというより、バイクでデートする方が主流のようで、夜になると二人乗りをしたカップルが大勢街に繰り出してきます。ちなみに、ベトナムの平均年齢は、28歳ほどで若いです。もう夜は、カップルの二人乗りバイクだらけです、本当に()

万が一のために、旅行保険を入っておくことがオススメです。観光するだけとは言えど、例外ではありません。外国人の入院または医療は非常に高価なため、1万〜2万の費用をケチって旅行して怪我や病気をするとその後が怖いですw



11. ベトナムの治安は悪いと頭に入れて行動すべし



ベトナムは一般的に安全な旅行ができる国ではあります。ただ、犯罪率と非行率は低いように見えるかもしれませんが、ベトナムでの犯罪発生件数は、Crime Indexを見てもわかるように低くはありません。

上記のCrime Index in Vietnamでも示した通りですが、数字が高いほど危険なエリアとみなされていて、全体的には高い方です。街を慎重に歩くのであれば、逆に怪しまれて窃盗のターゲットにされかねないため、旅行者ではなく現地に慣れている人であると思わせる行動が大事です。

カメラにはストラップを必ずつけ、財布を見える位置に入れない、金目のものは見える位置につけて歩かない、東南アジアを旅行するときには要注意です。

※参考記事;

【筆者の実例あり】ベトナム旅で犯罪に遭わない為に必要な8つの心がけ



12. ベトナムでは思っていたより通じるWi-Fi接続環境



ベトナムでは、Wi-Fiが普及しています。Wi-fiのスピードは十分ではありませんが、インターネット接続があるホテルや施設は確実に増えてきています。

しかし、いくつかのページ、特にソーシャルネットワークでは、政府の勧告に従った携帯電話事業者による検閲が行われています。Facebookも繋がりづらく、規制が入っていたりするので、SNSは最低限使用できると考えて旅行した方がいいかもしれません。



13. 街歩きをする際にはレインコートをカバンに入れて持っていくべし



レインコートを持たずにベトナム旅行へ行かず、またホテルを出て行かないでください。 たとえ雲一つない日や天気予報で晴れていると聞いたとしても東南アジアの天気は予想できません、非常に気まぐれです。

私が旅行していた時も、2分前は快晴だった空が急に曇り始め、スコールで持ち物がダメになってしまったケースもあります。もちろん、ベストは防水のバックを持ち、防水の携帯カバーを持っていくことですが、そこまでは必要ありません。最低限、雨に濡れてはいけないカメラや財布を守れるようにはしておいたほうが良いかもしれません。



※参考記事;

【旅の歩き方】ベトナムを楽しむ為にチェックすべき7





以上、ベトナムへ旅する際にできれば知っておきたい13のチェックリスト項目でした。他にもこんなチェックリストあるんじゃないという声があればコメントください。それではまた来月もベトナムへ行ってきます〜



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